【前編:実践準備】スマホサイトの離脱率…どうしよう!

【前編:実践準備】スマホサイトの離脱率…どうしよう!

Webサイトの閲覧から商品購入、飲食店の予約や資料請求など、人の行動の大部分はスマホ1つで完結する時代になってきています。
さらに無数のWebサイトが存在することで、ユーザーはより利便性の高いものを選択することが可能になっています。

このように、Webサイトの利便性に敏感になったユーザーは、Webサイト1つをとっても利用するかどうかシビアに判断するようになり、なにか気になった点が1つでもあればすぐに離脱しそのまま戻ってこない…なんてこともあります。

 

本記事では「スマホサイト」に着目して、ユーザーが離脱しないための対策についてお話していきます。

1.スマホサイトでの離脱対策 その重要性

総務省が発表した平成27年度通信利用動向調査によると、いまやスマホの利用率は全体で72%にも上り、毎年その保有率を伸ばしています。同様にタブレット型端末も勢いがあり、3分の1の世帯は保有しているというデータがあります。

 

逆にPCはこの数年で大きな変化はないものの、保有率がゆるやかに下がっている傾向にあります。
これらの傾向から、今後もこのように推移していくことが予想されるため、
特にスマホサイトを重点的に対策していく必要があるといえます。

2.PCサイトと対策を分ける必要がある?

企業の中には「特にスマホサイトで離脱が多いことを問題視している」というふうに、
離脱への課題は感じつつも対策が実施できていないという企業が多いです。

PCとスマホはデバイス自体が違うため、もちろん対策をわける方が望ましいです。
ですが、離脱防止対策を行っていないWeb担当者の方々は「まずはデバイスを気にせず対策を行う」ことから始めてみましょう。

 

次回の記事でご紹介しますが、PC,スマホどちらでも使える対策はたくさんありますし、
それらの対策が運営するWebサイトとどれだけマッチするかを効果測定し、そこから徐々に深い対策へと着手していくことが良いと考えます。

 

2.1 PC/スマホ デバイスそれぞれの特徴

PCとスマホ
対策を考える前に、まずはそれぞれのデバイスの特徴を簡単にまとめます。

 

PC

 画面サイズが大きい
キーボードで文字を入力
容量が大きく寿命が長い
持ち運びができない(ノートPCの場合は可能。)

スマホ

 画面サイズが小さい
画面内にあるキーボードで文字を入力
容量が小さく寿命も短い
持ち運びが可能

2.2 PC/スマホサイト 対策の共通点

デバイスの特徴に違いはあれど、「Webサイトの離脱」を防止するという点において共通の対策をすることも可能です。
ユーザーがサイトから離脱する要因となるのは主に2つ、「コンテンツ」「ユーザー体験」です。

 

「コンテンツ」はユーザーがそのWebサイトを利用したいと思える内容になっているかがポイントです。
これは単に商品の良し悪しや品揃えのことを指しているのではありません。
Webサイト運営側が想定している利用ユーザーと実際に訪れるユーザーそれぞれを分析して、
需要と供給がマッチしたサイトを作り上げることがポイントです。

 

「ユーザー体験」は、いわばそのWEBサイトがどれくらい使いやすいかということです。
例えばコンテンツを見やすくするため、Webサイト画面のデザインを整えたり、
クリックしやすいようなボタンを設置すれば、ユーザーがサイトでの目的を達成しやすくなり、成果の向上につながるでしょう。

 

PC、スマホサイトどちらも、この「ユーザー体験」の質を向上させることが離脱対策につながるのです。

 

2.3 PC/スマホサイト 対策の相違点

この章冒頭でもお話した通り、可能であればデバイス別で対策をすることが望ましいです。
デバイスごとにサイトの表示方法が異なったり、デバイスの特徴に合わせた対策ができるからです。
本記事では「スマホ」に焦点を当ててお話させて頂きます。

 

株式会社ミックスネットワーク社が実施したスマートデバイスに関する調査によると、
「スマートデバイスでスマートデバイス表示用のWebサイトを閲覧した際の不満」では、上位3位は以下が挙げられています。

1. 誤った操作をしてしまう
2. サイトが見づらいためPCサイト用に切り替えてしまう
縦長サイトを閲覧するときにストレスを感じる
3. 目的の情報にたどり着けない

これらの不満と、先ほどのスマートデバイスの特徴を照らし合わせてみると特に1,2位の不満がスマホならではの意見ではないかと考えられます。
そのため、ユーザーが意図している動作ができるように、かつスマホサイトだけで完結できるようなサイト作りを行うことが離脱防止にもつながるといえます。

 

3.終わりに

いかがでしたでしょうか?
少しでも(スマホでの)離脱率を改善する重要性に気づき、行動しよう!というエンジンになればうれしいです。

次回の記事では、本記事をもとにどうやって実践するの?の一例をご紹介しようと思っています。

今しばらくお待ちください!