【後編:実践】スマホサイトの離脱率…どうしよう!

【後編:実践】スマホサイトの離脱率…どうしよう!

こんにちは!

前回の記事ではスマホサイトでの離脱についてお話させて頂きました。

今回はその後編として、具体的な対策をご紹介していきます。

 

3.具体的な離脱防止対策

対策ってどうするの?

ここではスマホサイトでの具体的な離脱防止対策についてご紹介していきます。

①自社開発

まずは自社でできるところから始めてみるのもよいかもしれません。

Web解析ツール(Google Analytics等)を導入しているところは多いですが、実際にしっかりと分析を行えている担当者は意外と少ないです、まずは自社サイトの分析から開始してみるのはいかがでしょうか

 

  • 各ページの改善

前回の記事2-1で紹介したユーザーの不満点を解消することが手っ取り早い離脱防止対策になるといえるでしょう。

これらの不満の原因としては次が考えられます。文字サイズ・間隔が狭かった、リンクがどれかわかりづらい、タブやタスクを閉じてしまう、キーボードの切り替え操作ミス…などです。

その他にもたくさん挙げられるとは思いますが、まずはこれらへの対策を検討してみるのもよいかと思います。

-文字サイズ・間隔を大きくする

→スマホは画面サイズが小さいので、思ったよりも文字や間隔が小さく感じられます。ユーザーがわざわざ拡大しなくても良いように適切なサイズにするのが望ましいです。

-リンクはわかりやすくする

→テキストリンクの場合、PCだと地のリンク色・触れたときのリンク色・一度クリックした後のリンク色で色がわけられますが、スマホはそれらの検知ができないためぱっと見でリンクと判別することが難しいです。

バナー画像を使用したり、リンク先を記述してリンクであることを明示することがといかと思います。(例:「商品詳細ページへ戻る」「TOPへ戻る」)

-項目のテキストタイプを指定する

→テキストボックスのtype属性を指定することで、その項目で最初に表示されるキーボードを指定することができます。「type=”tel”」にすると変換機能なしのテンキーが表示され、「type=”number”」にすると数字・記号が表示されるようになります。

 

②ページ構成の見直し

①ではページの中身についての対策でしたが、次にサイト全体での対策についてお話します。

-遷移が無駄に多くならないようシンプルにする

→例えばECサイトの場合だと画像が多くなってしまう傾向がありますが、読み込みの重いページが続くと遷移するのが億劫になってしまうため、前後のページ(特に購入フォーム)は挙動が軽く、かつ必要最低限の内容・遷移になるよう調整してみてください。

 

-なるべくファーストビュー内に必要情報が含まれるようにする。

→例えばLPの場合、ファーストビュー内に商品情報(セールスポイント)と申込ボタンを設置してみるのはいかがでしょうか。

基本的にサイトのHTMLは上から順番に読み込んでいくので、LP型のような縦長の場合は読み込みに多く時間を要します。

ユーザーは常に離脱するかどうかを判断しているため、一秒のロスもできない状況です。そのため、必要最低限の情報をファーストビューに詰め込みユーザーの購入行動を促すのがよいでしょう。

 

③ツール導入

次にツールを用いて離脱防止・改善を図る方法です。

 

  • Web1.接客ツール

→Web接客ツールは2つのタイプに大別でき、ページ内にポップアップを表示させて離脱を引き留める「ポップアップ型」、ユーザーとリアルタイムでコミュニケーションを取りユーザーの行動を最適に導くための「チャット型」が存在します。

 

「ポップアップ型」は様々なクリエイティブを用いてユーザーの離脱を防止するものなので、誤タップでページを閉じようとしたユーザー・購入意欲を失って離脱しようとしたユーザー・ページを長時間開いていて購入を悩んでいるユーザーなど、さまざまなユーザーにアプローチできます。

 

「チャット型」はこのツール1つでユーザーの行動を補助・完結させることが可能です。例えば商品を購入したいが購入方法がわからないユーザーがいたとき、チャットツールでFAQを表示させたり購入を補助する質問をすることで、必要以上のページ遷移をさせることなくユーザーの行動を補助することができます。

 

 

2.EFO(入力フォーム最適化)

→入力フォームに特化した、フォーム最適化ツールです。そのため商品の購入フォームや来店の予約フォームなどで課題を持っている担当者にはおすすめだといえます。

EFOも各社様々な特徴がありますが、EFOも2つの機能を有しています。

 

-「入力補助機能」

→ユーザーがフォームから離脱してしまう原因の多くは「項目が多い(=入力が手間)」「どこでエラーが出たか不明」などです。そういったストレスを直接的に解消できるのがこの機能です。名前のフリガナが自動で入力、残りの項目数・ページ数を表示、入力ミスをリアルタイム案内…などがあり、画面が小さく入力しづらいスマホサイトには特に必要だといえる機能でしょう。

-「データ解析機能」

→こちらはユーザーに直接影響を与える機能ではありませんが、一般的な解析ツールよりもフォームのデータが分析できる機能が備わっています。

一般的なツールではページ単位の遷移・離脱率は把握できるものが多いですが、EFOの本機能は項目ごとの数値や入力で発生したエラーの内容・その率などまで把握できるため、より細かい対策を行うにあたっての補助資料として活用されるケースが多いようです。

 

4.まとめ

気になった商品を買う、旅行のための飛行機や宿を予約する、仕事をする、本や動画など趣味に没頭する…これらすべて、寝ながらでも移動中でも3分のスキマ時間でも可能にしてしまうスマホは、いまや生活と切っても切り離せない重要なツールとなりました

 より手軽に、より利便性の高い生活ができるようになった立役者ともいえるスマホ、それを使用するユーザーが「さらに手軽に」を求めることは必然ともいえるでしょう。

 

繰り返しになりますが、まだ離脱対策を実施できていないWebサイトはまず対策を行うことが先決です。本記事で挙げた対策をただ実践するのではなく、自社にはどういった課題があるのか、どういう効果を目指すのか、それを達成するための対策はどれか、というプロセスを踏んで計画的に実行してください。

そのうえで「自社のスマホサイトに最適な対策はなにか」を考え、皆さんの運営するサイトに適した対策を実施してください。

便利だからこそ小さなストレスが積み重なりやすいスマホサイトで、利用ユーザーが快適だと思えるような運営になるよう応援しています。