駆け込め春の新生活需要!フォーム改善はここを見よ!(「購入フォーム」編)
- 2019.03.13
- 施策全般

みなさんこんにちは!いよいよ年度末である3月となりましたが、まだまだ寒い時期は続きますね…。
暖かくなると気持ちも和らぐので、1日でも早く過ごしやすい気候になることを願う毎日です!
さて、前回の記事では、新年度を迎える前にフォームの見直しをしましょう!というテーマで会員登録の改善ポイントをご紹介してきましたが、今回は「購入フォーム」の改善ポイントを紹介していきます!
目次
購入フォームの重要性?
前回の会員登録でも、「そのフォームに訪れた目的」とはなにかを考えていましたが、購入フォームはどうでしょうか。
こちらはもう察しているかたもいらっしゃるかと思いますが、ほとんどのユーザは「商品を購入するため」に購入フォームを訪れています。
当たり前でシンプルな答えにはなっていますが、裏を返せば「購入するという行動を阻害されると購入意欲が落ちてしまう」とも言えます。
購入フォームはいわばコース料理のメインディッシュ。
メインディッシュの味でお店の評価が決まるのと同じように、購入フォームがいかに使い勝手がよいかでユーザの目的が達成できるかどうかが決まります。
シンプルな理由だからこそ、購入フォームの対策は念入りに行う必要があるということです!
購入フォーム 改善ポイント
ポイントも非常にシンプルですが、意欲を減らさないというのがなかなか難しいですよね。。
例えばみなさんが店舗でなにか買い物をしているとき、買い物かごに入れたものの購入しなかったという経験はないでしょうか。
様々理由はあると思いますが、だいだいは以下の理由に当てはまるかと思います。
- 購入には会員登録が必要だった(必要ではないがするとお得だった)が面倒だったのであきらめた。
- 他の商品を見ていたらそちらがほしくなり、かごに入っている商品はあきらめた。
- レジが長蛇の列で購入をあきらめた。
…などのような理由が挙げられますが、これをWEBショップの購入フォームに当てはめて具体的な改善案をご紹介していきます!
①「ゲスト購入」を用意する
1点目はフォーム改善とは少し路線が異なりますが、
たいていのWEBショップは会員登録をしないと購入できないことが多くあります。
それを知らずに訪れた新規ユーザが「会員登録は面倒だ」と思ってしまうと、せっかくの購入意欲がそがれてしまい離脱となってしまうケースが考えられます。
また、会員情報を忘れてしまったというようなユーザも同様で、
これらのユーザへの対策として「ゲスト(=会員登録不要)購入」を設けてあげるのはいかがでしょうか。
②項目数を減らす
この内容はどのフォームでも言えることですが、購入フォームでは特に「住所」の項目を減らすことをご提案します。
よくあるフォームでは、画像のように市区町村、番地、マンション名など細かくわかれておりますが、住所はひとまとまりで覚えていると思うので、ぱっと番地はどこだ、町域はどこだ、と答えるのは難しいのではないかと思います。
そのためなるべく住所項目は減らし、ユーザが直感的に入力できるようにしてあげることが大切です。
併せてplaceholderの設置も行うとなおわかりやすくなります!
③離脱要因になりうる外部リンクは外す
先の例でいうと、目移りしてしまってその商品への購入意欲が薄れてしまう、への対策です。
外部リンクというのはTOPページ、他商品ページ、利用規約などがあげられ、
また目移りしてしまうとまではいかなくても、誤って外部リンクを押下してしまったがそのまま離脱した、というケースも少なくないので、
購入フォームはなるべく独立させるのが望ましいです。
④入力許可内容を増やす
例えば郵便番号項目で「-あり」という指定をしても、一定数のユーザは見逃してしまうことがあります。そのまま気づかず次へ行こうとするとまた入力フォームに戻されてしまい再度入力しなおすことになります。
ここでのポイントは「ユーザは入力したい内容には間違いがないのに、フォームの方でその内容の形式が指定されている」ということにストレスを感じてしまうということになります。
そのため、郵便番号項目でいえば「-あり」とフォーム上で指定はしていても、入力は「-あり/なし」どちらも許容してあげるとユーザのストレスを増やすことなく次の導線へ誘導することができます。
おわりに
いかがだったでしょうか。
購入フォームは、ユーザの目的を達成するための必ず通る道です。
少しでもユーザにとって使いやすいフォームになるよう、この機会に見直してみるのはいかがでしょうか。
次回も役立つ情報をお届けしていきます!お楽しみに!
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